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2011.04.26
行って参りました!!


先日もお知らせいたしました、災害ボランティア活動の一環といたしまして自分が所属しております「全国オートバイ事業協同組合(AJ)」の要請で
4月21日~24日の4日間、宮城県石巻市雄勝町へ行って参りました。
また、今回の日程ではテレビ朝日「 スーパーJチャンネル」の取材を受けました。5月3日の放送予定ですのでお時間がある方は是非ご覧になってください。

   



いや~、本当にすさまじい状況でした。夜明け前のAM4:00頃に三陸道の河北ICに到着しましたが、辺りは未だ暗くさほど被災している気配は見受けられず、
「本当に被災されているのか?」などと安直に思う感じでした。北上川を左側にして川沿いを東に向かっているとだんだんに現れて来ました。

 

川岸に打ち上げられたと思われる流木や木の根株やら。。。。。
さらに進むと、数隻の小型ボートが逆さまに打ち上げられているのを見たときに実感が湧いてきました。まるで「地獄の黙示録」のワンシーンのようでしたね。
道路の右側には「湖か?」と思わせるほど水が一面に張られている状態です。
道はアスファルトが無くなり砂利道で起伏が激しく、車一台がやっと通れる位に補修はされていますが、当然ガードレールは無く潮が満ちてくると
沈んでしまうくらいに低い所もありました。
一旦上り道になり山沿いのトンネル通り過ぎるとまさにそこは今までに見たことの無い地獄絵図でありました。
普段目にする街の建物や車、家財道具などをまるで巨大な洗濯機の中ででぐるぐると回したのではなかろうかというような惨状です。
ニュース番組などで見る映像と実際見る風景とでは当然に臨場感が違いますし、独特の「匂い」もあります。

着替えをして早速任務ですが、それぞれ少人数で非難されている所を中心に新聞や役所関係からの配布物、日常の物資の小口配送と、四輪、二輪、自転車、発電機、
などの簡単な整備です。特にパンクはかなりありました。

   拾ったやかんでお湯を沸かしてのお昼



100人単位で非難されている大きなところは物資の供給が豊富で情報もすぐに入ってきますが、自宅や10人程度で過しているところはなかなか取り残されている
感がありましたね。そこでもやはりわれわれの任務で中央の新しい情報をなるべく早くお伝えする事もあるのです。人と接触する機会も極端に減ってしまっていましたので
時には20~30分位立ち話をする事もありましたし、インスタントコーヒーを逆にご馳走していただいたこともありました。実はコーヒーを持っていくのを忘れてて
頂いた時は本当に嬉しかった!被災された皆さんはこのような気持ちでお待ちになっているのだな、とつくづく実感いたしました。



自衛隊が避難者へのお風呂の準備  桂花ラーメンが炊き出し

ようやく活動にもなれた頃にもうすぐ引き上げの日が来てしまいます。予定では23日まででしたが、AJの活動も翌日24日を持って完全撤収という連絡が入り、
撤収荷物の振り分け、物資お届け先避難所への挨拶等もありましたので延長して本当の最後までの任務を果たすこととなりました。
各避難所で最後の挨拶をすると皆さん驚いた様子で、口々に「寂しくなるね~」とか「一日一回はバイク隊の顔を見ないと不安」、「ずっといればいいのに」などと
大変嬉しい言葉が返って来て、先陣の方々が真摯な態度で接して来られたのも垣間見られた瞬間でもありました。なかなか名残惜しい所ですが、いろいろと至らなかった点や
一日も早い復興ご祈念などを申し上げて被災地を後にしました。

振り返ってこのブログを書いていますと改めて被害が甚大だった事、東北の方々は我慢強い事、なんと言ってもハートが温かった事などが心をよぎります。
いつの日か復興を成し遂げられ、かつての活気や元気などを取り戻された暁には是非ともその勇姿を拝見に参上したいと思います。
それまでにまたこの様な機会にめぐりあった時には話を伺いに行きたいとも思います。

改めて今回の災害でお亡くなりになられた方のご冥福と一日も早い復興をお祈り申し上げます。また、今回の活動参加に際しまして、各方面の方々より支援物資・義援金等を
賜ったこと、心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。

活動の様子はテレビで見てくださいね!

津波襲来 ④は完全に水没
 

津波後、白い建物が仙台銀行 木造家屋は全滅













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